フランスアンティーク BUFFON 1835s ビュフォン伯爵による動物たちの博物画 バルビサ バク　

__________________________________________________________


フランスアンティーク　１９世紀　博物画　銅版画　動物画

Œuvres complètes de Buffon

１８３５年刊行からの一葉....


＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿


あの遊星

それは薄荷色の小島だった

全てを誰が知ろう

六芒星のシミと

黒曜石色の神の筆を

平面の動物たちは

ここで笑っていた

もしかしたら

昼もなく夜もなく


＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿


柔らかなセピア色に

染まった

在し日の無垢な動物たち.....

優しい笑顔

つぶらな目目.....


彼らはどこから来たのだろう？

なぜ来てしまったのだろう？

薄薔薇色の人間という

悲しみの世界へ......

_____________________________


フランスの博物学者、ビュフォン伯ジョルジュ＝ルイ・ルクレールと

ジョルジュ・キュヴィエ男爵による分類の補足を付録した

Œuvres Complètes de BUFFON / CUVIER 。

Histoire naturelleの銅版画。

２２x１３cm程。




繊細で静かな囁きが聞こえる描写.....


この画には

バビルサとバクが描かれています。

野生の豚さんbabiroussa、大きな牙は空を向き.....

悪い夢をたくさん食べて

消化不良を起こすtapir.......





古いものなのでシミや小さな破れなどがあります。

画像をご覧ください。



退廃的で美しい世界。

印象的で少し滑稽な動物たち。

額に入れて驚異の部屋へ......

視覚への美しいご馳走に.....


おお！

普段使いの美！

________________________________________________________________________________________

bulufu boubou
ブールーフーボウボウ