19世紀 France 繊細なヴァレンシエンヌレースとヴィクトリアンロングペティコート
19世紀 France 繊細なヴァレンシエンヌレースとヴィクトリアンロングペティコート
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フランスアンティーク ペティコート スカート
高さ103cm程。ウエスト平置き35cm程。(リボンで大きく調節可能)
1800年代の作品
波打つ裾に
空虚な植物たちが陳列する
空気のようなレースがたっぷりと施され
とろとろと花開くように波打ち....
その内側に
こっそりとひっそりと
またしても植物の這い回る空気製レースが波打ち.....
柔らかに広がる
ヴァレンシエンヌレースを贅沢に使用した、19世紀ヴィクトリアンロングペティコート。
ウエストのリボンを通す部分はシルク。
古いゴムが通っていましたがアンティークサテンリボンに取り替えております。
ウエストスリット空きは27cm程。
白刺繍モノグラムの上部、三角形の部分もシルクです。
中央辺り、裏側にタックが2本あります。
裾は合計3枚あります。
一枚目はレースの付いていないもの、裾周り270cm程。
2枚目はとても繊細なファブリック(シルクか麻ローン)に
2.5cm程のヴァレンシエンヌレースが付いており、高さ12cm程あります。
3枚目はこちらも同じようなファブリックにたくさんのヴァレンシエンヌレースが付いており
高さ41cm程あります。裾のスカラップヴァレンシエンヌレースは4cm程です。
裾最端部にあるギャザーの手前、測れる部分で裾周り300cm程です。
材質は薄いコットンを主体にシルクや麻ローンも使用しているように思われます。
とても繊細な衣装ですので
こちらでは洗っておりません。
また、上からもう一段付いていたのか、ファブリックを外したような糸の出があります。
遠く過ぎ去った時代のものですので
画像のようにレースの直しや外れや、ウエストベルト通し部分のサケ、小穴など
その他画像には捉えきれない部分もございます。
退廃美を強く感じる美しく時を重ねたペティコート、
参考作品、インテリア、またはリメイクや少し修繕してロングエプロン、スカートとして....
おお!
普段使いの美!
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